SEO対策って結局どうすればいいの?
いろんなテクニックがあるけど何をやればいいのか教えて欲しい...
本記事ではこのような悩みを解決します。
本記事の信頼性
SEO関連の書籍30冊以上、数々の有料コンテンツや動画などありとあらゆるSEO関連の情報を調べ、そして実際にアクセスの集まっているブログを分析した結果、SEOの本質が見えてきました。
それは、「ユーザーファースト」こそ最大のSEOだということです。
本記事では小手先のSEOテクニックではなく、googleが何を「善」として、何を「悪」としているのかを、掘り下げたSEOを紹介しています。
もしあなたが、小手先のSEOテクニックだけで勝負しているなら、いずれアップデートが来たときにおおきく検索順位を下げることになるでしょう。
最初に断りを入れておきますが、本記事は約1万文字の長編大作になってしまいました。
ぼくの持っているSEOの知識をすべてこの記事に詰め込んでいるので、最後まで読んでいただけるとSEOの本質が理解できます。
もう小手先のテクニックだけでSEO対策をするのはやめましょう!
前提知識:SEOとは?
前提知識として、SEOとは?というところから解説しておきます。
SEOとは、「Search Engine Optimization]」の略で、日本語で検索エンジン最適化の意味です。
検索順位の上位に表示させるために、みんな必死でSEO対策を行っています。
それはサイトへのアクセス数は、検索エンジンからの割合が約70〜80%を占めると言われているからです。
検索順位とクリック率の関係について、SISTRIX社が調査しています。
検索順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 28.5% |
2位 | 15.7% |
3位 | 11.0% |
4位 | 8.0% |
5位 | 7.2% |
6位 | 5.1% |
7位 | 4.0% |
8位 | 3.2% |
9位 | 2.8% |
10位 | 2.5% |
調査概要
- 2020年7月にGoogleオーガニック検索のクリックスルー率(CTR)調査データを公開
- 8000万を超えるキーワードと数十億の検索結果を分析
上記の表の通り、検索順位1位と10位ではクリック率に10倍もの差があります。
検索順位の上位に表示させることがいかに重要であるか、ということが分かるかと思います。
SEOの本質とは?
SEOについて分かりやすく説明するために、SEOは検索順位を上げる方法だとお伝えしました。
しかし、正確にいうと、SEOは検索順位を正しくつけてもらうための方法です。
あなたのサイトを正しく評価してもらって、はじめて正しい順位がつけられるのです。
検索順位を決めるのはGoogle
検索順位を決めるのが誰かというと「Google」です。
つまりSEOとは、Googleに検索順位を正しく決めてもらうため方法ということになります。
じゃあ、Googleはどういったサイトを高く評価するのか?
それはユーザーからの評価が高い記事です。
Googleがユーザーの評価を大切にする理由
もう少し踏み込んで解説すると、googleは検索結果に広告を出していますよね?
検索結果の一番上に表示されるアレです。
この広告収入が、googleという検索サービスを支えているのです。
そして広告収入を得るためには、より多くのユーザーにgoogleの検索エンジンを利用してもらう必要があります。
googleから検索したときに、「自分が求めていた情報とは違う情報」や「誤った情報を公開しているサイト」が検索上位を占めていると、誰もgoogleを使って検索してくれなくなります。
だからgoogleは何としても、「ユーザーが求める情報」を上位に表示させる必要があるのです。
ただ、無限に存在するwebサイトの中から、「どのサイトが優れたコンテンツなのか」を人間が判断するのは不可能です。
そこでクローラーと呼ばれるロボットが、サイトを巡回してSEOという審査基準に従って、サイトの掲載順位を判断しているのです。
技術の進歩に伴ってこのロボットはどんどん進化していきます。
その証拠にgoogleは数年に1度大型のアップデートを行い、それに伴って大きく順位が変動します。
もしかしたらAIの発達によって、人間と同じような判断基準を持つようになると、小手先のSEOテクニックは通用しなくなるかもしれません。
googleは「ユーザーからの評価を優先する」という大前提を常に意識して、ユーザーファーストな目線で記事を書くことが最大のSEOになります。
みんながよく言っている小手先のSEOは、ロボットのプログラムのスキをつく方法です。
いずれアップデートによって通用しなくなる、ということを理解しておいてください。
10 の事実から導き出した「SEOの最適解」とは?
SEO対策をする上でここまでで散々書きましたが、
「googleがどのような検索エンジンを目指しているのか?」
を理解する必要があります。
小手先のテクニックに頼っているサイトほど、googleアップデートが来たときに、その大きな波に飲み込まれて順位を大きく落としてしまうでしょう。
そうならないためにも、大前提を理解しておくべきです。
「Google が掲げる 10 の事実」というものをご存知でしょうか?
Google が掲げる 10 の事実
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能します。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
原文はgoogle公式ページからも確認できます。➝「Google が掲げる 10 の事実」
この10の事実は、googleが設立され数年後に出されました。
今もgoogleはこの10の事実を基本理念に、さまざまな事業を展開しています。
検索エンジンでも同様で、この10の事実を紐解いていくと、googleが「何を評価しているのか?」が見えてきます。
もちろんgoogleが、「具体的にこういうSEO対策をした方がいい」とは明言していません。
10の事実を丸暗記するくらい読み込んでいくうちに、
「googleが何を良いものとしているのか?」
という本質が見えてきた私が、「10の事実から紐解いたSEO対策」について解説していきます。
具体的な対策方法については、それぞれ別の記事を紹介していますので、詳しく知りたい方はそちらの記事から、さらに知識を深めてみるといいですね。
Googleが掲げる10の事実1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。
Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。
金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。
広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。
新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。
Google が掲げる 10 の事実
ユーザーの利便性が第一というのを1番目に提示しています。
この事実から読み解けるSEO対策は、
- 収益ではなくユーザーが求める情報を優先させること
- 広告は広告であると明示し、邪魔にならないようにすること
- 検索結果の順位はあくまで公正に判断している
ということです。
つまり、収益化ばかりを優先させ、ユーザーが求めるものを提供していないサイトは評価されないということになります。
それは広告についても同じで、ブログ内に広告を貼る場合、それは広告であることを明示した上で、邪魔にならないように貼ったほうが良いです。
ブログを書く時は自分が書きたいことを優先するのではなく、「ユーザーが何を求めているか」、「ユーザーにどれだけ良質な情報を提供できるか」を考えることで、他のものは後からついてくるということですね。
Googleが掲げる10の事実2.1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
Google は検索を行う会社です。
検索問題を解決することだけに焦点を置いた世界最大級の研究グループを有する Google は、自分たちにできることが何か、それをもっとうまくやるにはどうすればいいかを知っています。
複雑な問題も反復に反復を重ねて解決し、すでに膨大なユーザーが情報をすばやくシームレスに検索できているサービスに対しても、絶え間ない改善を続けています。
検索分野で培った技術は、Gmail、Google マップなどの新しいサービスにも応用されています。
Google では、他の分野でも検索技術を活用することで、ユーザーが生活のあらゆる面においてさまざまな情報にアクセスして利用できるよう努力を続けています。
Google が掲げる 10 の事実より
非常にgoogleらしい文言ですね。
あくまでも検索を行う会社なので、検索問題を解決するということだけを目指しています。
この事実から読み解けるSEO対策は、
- 広く浅いよりも、狭く深い情報を提供する
ということです。
ここで同じ検索サービスを提供するgoogleとyahooを比較してみましょう。
googleは検索という1点で勝負しているのに対し、yahooはニュース、天気、不動産など無数のコンテンツを提供しています。
どっちが良いという話ではありませんが、いまや検索という点においてはgoogleの右に出るものはいません。
つまり、さまざまなジャンルの情報を詰め込んだサイトよりも、一つのジャンルに絞り、専門的な情報などを、とことん極めたものを評価するようです。
Googleが掲げる10の事実3.遅いより速いほうがいい。
Google は、ユーザーの貴重な時間を無駄にせず、必要とする情報をウェブ検索で瞬時に提供したいと考えています。
自社のウェブサイトにユーザーが留まる時間をできるだけ短くすることを目標にしている会社は、世界中でもおそらく Google だけでしょう。
Google は、Google のサイトのページから余計なビットやバイトを削ぎ落とし、サーバー環境の効率を向上させることで、自己の持つスピード記録を何度も塗り替えてきました。
検索結果の平均応答時間は 1 秒足らずです。
Google が新しいサービスをリリースするときには、常にスピードを念頭に置いています。
モバイルアプリをリリースするときも、新時代のウェブにふさわしい高速ブラウザの Google Chrome をリリースするときも同じです。今後も、さらなるスピードアップを目指して努力を続けていきます。
Google が掲げる 10 の事実より
「自社のウェブサイトにユーザーが留まる時間をできるだけ短くすることを目標にしている会社は、世界中でもおそらく Google だけでしょう。」
この一文が良いですね。
「じゃあ自分のサイトの滞在時間は短いほうがいいの?」
と思ってしまうかもしれませんが、この解釈は違うと思います。
ここでもgoogleが目指しているのは「ユーザーが使いやすいようにする」ということなので、検索エンジンとしては、ユーザーが求めるものを早く正確に提供する方が良いという解釈だと思います。
この事実から読み解けるSEO対策は、
- ページの表示スピードの向上
ということになります。
実際に「ページの表示速度とサイト離脱率の関係」についてgoogleは以下のように発表しています。
英語なので分かりにくいかもしれませんが、
ページの表示速度が1秒から3秒、1秒から5秒、1秒から6秒、1秒から10秒になったとき、
ページから離れてしまうユーザーがそれぞれ、32%、90%、106%、123%も増えてしまうという調査データです。
時間の価値が上がっている現代では1秒のロスでも致命的です。
少しでもページ速度は速いほうが良いですね。
Googleが掲げる10の事実4.ウェブ上の民主主義は機能します。
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。
Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。
PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。
この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。
また Google では、多くのプログラマーの力の結集によって技術革新が進むオープンソース ソフトウェア開発にも力を入れています。
Google が掲げる 10 の事実より
googleがページを評価する基準に「リンク」を使用していることが書かれています。
この事実から読み解けるSEO対策は、
- 外部対策をすること
となります。
外部対策とは、他のサイトに自分のサイトをリンクとして貼ってもらうことです。
ここで気をつけなければならない事が1つ。
外部リンクを買うことは、絶対にNG。
以前は、この事実にあるように、
外部サイトでリンクが貼られているサイト = 良いサイト
だという基準のもとページに順位が決まっていました。
そうすると、お金を払うことで大量のwebサイトにページのリンクを貼ってもらうというビジネスが横行していました。
今ではgoogleに対策されこの手法は意味をなさず、むしろ順位を落とすことになるので絶対にやめておきましょう。
外部対策といえば内部対策は?
という方もいると思いますが、内部対策はどちらかというと、ページを正しく評価してもらうためのものです。
いずれにしても重要な要素であることは間違い無いので、詳しくはこちらの記事で解説しています。
Googleが掲げる10の事実5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
世界はますますモバイル化し、いつどこにいても必要な情報にアクセスできることが求められています。
Google は、モバイル サービスの新技術を開発し、新たなソリューションを提供しています。
スマートフォンから Google 検索にさまざまな方法でアクセスできるだけでなく、メールを読んだり、カレンダーでイベントを確認したり、動画を見たりなど、世界中のあちこちからスマートフォンをさまざまな用途に使えるようになりました。
また、無料のオープンソース モバイル プラットフォームである Android では、さらに画期的な革新をモバイル ユーザーに提供したいと考えています。
Android は、インターネットの土台にあるオープン性をモバイルの世界にもたらすものです。Android によって、ユーザーの選択肢が広がり、先進のモバイル体験が可能となるだけでなく、携帯通信事業者、メーカー、デベロッパーにとっては、新たな収益機会が生まれます。
Google が掲げる 10 の事実より
今ではスマートフォンやタブレットが普及し、webページを閲覧するのはパソコンだけではありません。
画面サイズがコンパクトになったからといってサイトが見にくくなるのでは、ユーザーファーストとはいえません。
この事実から読み解けるSEO対策は、
- スマホ、タブレットでの表示も想定する
ということです。
web制作の世界ではレスポンシブデザインといいますが、画面幅によってページのデザイン切り替えるように設定します。
プログラミング知識がなくても、ほとんどのワードプレスのテーマで導入されているので、実際のところあまり気にする必要はありません。
ただし、スマホで記事を読む読者を想定して、記事を公開したら必ずスマホでも読んでみて、読みにくくなっていないかを確認するクセをつけておくといいですね。
Googleが掲げる10の事実6.悪事を働かなくてもお金は稼げる。
Google は営利企業です。
企業に検索テクノロジーを提供することと、Google のサイトやその他のウェブサイトに有料広告を掲載することで収益を得ています。
世界中の数多くの広告主が AdWords で商品を宣伝し、数多くのサイト運営者が Google の AdSense プログラムでサイトのコンテンツに関連する広告を配信しています。
広告主だけでなく、すべてのユーザーの皆さんにご満足いただくため、Google では広告プログラムとその実践について次のような基本理念を掲げています。
1.検索結果ページには、その内容と関連性のない広告の掲載は認めません。Google は、広告というものはユーザーが必要としている情報と関連性がある場合にのみ役立つと考えています。そのため、検索結果ページに広告がまったく表示されない場合もあります。
2.派手な広告でなくても効果は上げられると Google は考えています。ポップアップ広告は邪魔になってユーザーが見たいコンテンツを自由に見られないので、Google では許可していません。Google は、閲覧しているユーザーに関連性のあるテキスト広告のほうが、ランダムに掲載される広告よりずっとクリック率が高いことに着目しました。企業の規模には関係なく、あらゆる広告主がこのターゲット広告を利用できます。
3.Google が掲載する広告には、スポンサーによる広告リンク(スポンサーリンク)であることを必ず明記しているため、検索結果の完全性が損なわれません。Google が検索結果のランクに手を加えてパートナー サイトの順位を高めるようなことは絶対にありません。PageRank は、お金で買うことはできません。Google のユーザーは Google の客観性を信頼しているのであり、その信頼を損なって短期的に収益が増加しても意味がないのです。
Google が掲げる 10 の事実より
主に広告について書かれています。
この事実から読み解けるSEO対策は、
- 広告は適切に貼り、ユーザーの利便性を損なってはいけない
- システムのスキをつくようなテクニックは使わない
ということです。
基本的にAdsense広告を貼るときには、このあたりは徹底されていて、ユーザーの興味に基づく広告が邪魔にならないように表示されます。
ポップアップ広告は許可していないと明言しているため、使わないが無難でしょう。
一方で、関連性のあるテキスト広告については推奨しているため、アフィリエイトリンクはテキストリンクにするほうが良さそうです。
また前述しましたが、お金を払って検索順位を上げる方法があったとして、今はできていても、いずれ対策され、意味がなくなる事も忘れてはいけません。
Googleが掲げる10の事実7.世の中にはまだまだ情報があふれている。
Google が他のどの検索サービスよりも多い HTML ページのインデックス登録に成功した後、Google のエンジニアたちは、簡単には検索できない情報に目を向けました。
その一部は、電話番号や住所、事業別ディレクトリなどで、新しいデータベースを統合するだけで検索可能になりました。
しかし、中にはもっと工夫が必要なものもありました。
たとえば、ニュース アーカイブ、特許、学術誌、数十億枚の画像や数百万冊の書籍を検索する機能です。
Google の研究者たちは、今後も世界中のあらゆる情報を検索ユーザーに提供するために開発を続けていきます。
Google が掲げる 10 の事実より
googleは今後も多くのページをインデックスしようとしています。
つまり世界中のあらゆる情報が、あなたの競合になりうるということです。
この事実から読み解けるSEO対策は、
- 独自性のあるコンテンツをつくる
ということです。
あらゆる情報が検索結果にあがってくると、その中であなたのサイトを上位に表示させるのは、どんどん難しくなっていきます。
特に専門家と同じ土俵で競争する場合、中途半端な情報では勝つことはできないでしょう。
そこで、あなたのサイトだからこそできる「付加価値」を乗せた情報を提供します。
そうやって、他のサイトにはない独自性を高めていけば、あなたのサイトの価値は高まります。
Googleが掲げる10の事実8.情報のニーズはすべての国境を越える。
Google の創業地はカリフォルニアですが、全世界のユーザーにすべての言語で情報へのアクセスを提供することを目標としています。
そのため、60 以上の国にオフィスを構え、180 を超えるインターネット ドメインを有し、検索結果の半分以上を米国外のユーザーに提供しています。
Google の検索インターフェースは 130 を超える言語で利用でき、検索結果を自国語のコンテンツのみに制限できる機能もあります。
さらに Google では、その他のアプリケーションやサービスについても、できるだけ多くの言語と利用しやすいフォーマットで提供することを目標としています。
Google の翻訳ツールを使用すれば、自分の知らない言語で書かれた地球の反対側のコンテンツも読むことができます。
こうしたツールやボランティア翻訳者の力を借りて、世界中のさまざまな国や地域に対し、サービスの多様性と品質を大幅に向上させることができました。
Google が掲げる 10 の事実より
英語にも対応させましょう!という安易なものではありません。
海外でも読んでほしい企業サイトは多言語に対応させるべきですが、このブログを読んでいる読者はおそらく、日本人に向けて書いている人だと思います。
googleの検索結果は、日本からのアクセスなら日本のサイトだけを表示するといった機能が備わっているので、あまりここを重要視する必要はないと感じています。
Googleが掲げる10の事実9.スーツがなくても真剣に仕事はできる。
Google の共同創設者は、仕事は挑戦に満ちていなければいけない、挑戦は楽しくなければいけないという考えで会社を作りました。
適切な企業文化があるほうが、創造性のある優秀な成果が上がりやすくなると Google は考えています。
企業文化とは、ラバランプやバランスボールのことだけではありません。チームで目標を達成することや、個人の業績に対する誇りが会社全体の成功につながるということを強調しています。
Google は社員を厚く信頼しています。
Google の社員たちはさまざまなバックグラウンドを持ち、エネルギーと情熱をほとばしらせながら、仕事、遊び、人生に独創的にアプローチしています。
打ち解けた雰囲気の中、カフェ、チーム ミーティング、ジムなどで生まれた新しいアイデアは、またたく間に意見交換が進み、試行錯誤を経て、すぐに形になります。
こうしたアイデアが、世界展開を視野に入れた新しいプロジェクトの出発点になることもあるかもしれません。
Google が掲げる 10 の事実より
Googleが掲げる10の事実10.「すばらしい」では足りない。
Google にとって一番であることはゴールではなく、出発点に過ぎません。
Google では、まだ達成できないとわかっていることを目標に設定します。
そうすることで、目標達成に向けて全力を尽くし、期待以上の成果を残せるからです。
Google は、技術革新を繰り返し、機能性の高いサービスに対して、さらに期待を上回る改良を加えています。
たとえば、正しいスペルの単語を入力したときに正常に検索されるのを見たあるエンジニアは、スペルが間違っているときの処理方法について改善の余地を見出し、直感的で役に立つスペル チェッカーを開発しました。
たとえユーザーが自分の探すものを正確に把握していなくても、ウェブで答えを探すこと自体はユーザーの問題ではなく Google の問題です。
Google は、全世界のユーザーがまだ具体的にイメージしていないニーズを予測し、新たなスタンダードとなるサービスを作り出しています。
たとえば、Gmail を始めたときには、当時のどのメールサービスよりも多くの保存容量を提供しました。
今考えると当たり前のサービスですが、そう思えるのは、現在 Google のメール容量が新たなスタンダードになっているからです。
このような変化をもたらすのが Google の望みであり、新たな一歩を踏み出す方向を Google は常に探しています。
つまり、現状に満足しないことが Google のすべての原動力となっているのです。
Google が掲げる 10 の事実より
9と10はSEOには直接的に関係ない項目ですね。
ただここから学べることはあります。
- 挑戦をすること。そして挑戦は楽しくなければならない。
- 現状に満足してはいけない。まだ達成できないことを目標にする。
挑戦を楽しみ、さらに高い目標をもつ。
これが、googleがGAFAと呼ばれる、世界4大企業と呼ばれるまでに成長した理由でもあります。
ブログを運営する側としても重要な考え方で、書いている本人が楽しくないと、読者もついてきません。
さらに、ブログを通して、ユーザーが真に求める情報を提供しなければなりません。
そのためには、ユーザーが具体的にイメージできていないニーズを予測し、提供する必要があります。
このあたりはこちらの記事でも解説しています。
まとめ:ユーザーが求めるものを提供していれば結果は後からついてくる
SEO対策というと、ほとんどの人が小手先のテクニックを紹介しています。
なかには、googleのシステムの穴をつくようなグレーな方法もあります。
確かに、一時的なアクセスアップは期待できるかもしれませんが、いずれアップデートにより効果はなくなってしまいます。
それは、googleの理念から大きく逸れているからです。
真のSEOとは、googleの理念でもあるユーザーが求めるものを提供していれば、結果は後からついてくるということ。
ここを理解できたら、さっそくユーザー目線の1記事を書いてみましょう!