ブログで記事を書き始めたけどなかなか順位が上がらない。
競合サイトの分析をして、しっかり上位表示されるようSEO対策がしたい。
そのための具体的な方法が知りたいです。
このような悩みにお答えします。
本記事の信頼性
SEO関連の書籍30冊以上、数々の有料コンテンツや動画などありとあらゆるSEO関連の情報を調べ、そして実際にアクセスの集まっているブログを分析した結果、SEOの本質が見えてきました。
そんな僕が、SEOからみた競合サイトを分析する方法について解説します。
最後まで読めば、競合サイトの分析方法や、分析結果の活かし方がわかりますよ。
本記事の内容
- 競合分析の前提知識
- 競合分析の方法【6つの分析ツールを紹介】
- 分析結果を記事に活かす方法
競合分析の前提知識
競合分析の目的はアクセス数を上げることではない
ひとつ気をつけておいて欲しいのが、競合分析をしたからといって、アクセスアップにつながるわけではありません。
敵を知ることは重要ですが、アクセス数を増やしたいのなら、まずは読者のニーズを満たす記事を書き続けるしかないです。
競合分析は参考程度と思っておきましょう。
この記事で紹介するのは、「競合サイトがどのようなコンテンツを作っているのかを知る方法」です。
「分析した結果を自分のサイトでどのように活かすのか」が重要だと言うことを理解しておいてください。
そのままマネをするのはNG
分析した結果、出来上がったのは、競合サイトとそっくりの記事。
これではSEO的に評価されません。
Googleは、検索結果にいろんな情報を返すことを目指しています。
実際、検索結果に似たような内容の記事ばかりが並んでいたら、嫌ですよね。
だから、内容が重複したコンテンツは、上位表示しにくくなっています。
じゃあどうすれば良いかというと、自分にしかない付加価値を見つけることが重要です。
「上位表示されている記事と同等のコンテンツ」 + 「自分にしかない付加価値」の組み合わせが最強。
ちなみに記事をコピペするのはNGですが、パクるのは結構良い手法だと思っています。
詳しくはこちらの記事で解説。
すみません。こちらの記事はただ今執筆中ですので、しばらくお待ち下さい。
ブログ初心者は競合分析をした方がいい
競合分析はブログ初心者におすすめです。
競合分析は、サイトや記事作りの参考にもなるからです。
ブログ初心者でアクセス数が伸びない人に共通していることは何だと思いますか?
それは、闇雲に記事を書いていることです。
趣味でブログをするだけなら別に問題ないですが、収益を挙げたいならそれなりの書き方があります。
その書き方を知る最も良い方法とは、実際に検索上位のサイトを分析すること(=競合分析)です。
例えばこの記事で紹介する方法を使えば、以下のことが分析できます。
- 文字数はどれくらい
- 見出しはどんな感じ
- 記事の組み立て方
- 狙っているキーワード
- 検索意図の満たし方
- なぜ上位表示されているのか
こんな感じ。このあたりは初心者のうちは難しいことばかりかなと思います。
もしくはノウハウは勉強したけど、具体的な記事の書き方が分からなくなる、という人もいるかもしれません。
実際に上位表示されている記事から、上記の項目を分析できれば、道筋が見えてくるので、闇雲に書くだけの書き方から抜け出すことができます。
結論、競合分析は初心者にとっては記事を書く道標にもなるので、やり方を知っておくとスラスラ書けるようになりますよ。
競合分析の方法【6つの分析ツールを紹介】
大きく分けて2つあります。
- 競合するサイトを分析する
- 競合する記事を分析する
サイト分析
どんなジャンルのサイトなのか、個人ブログなのか企業サイトなのか。
競合相手そのものを分析することで、競合相手のサイトの運営方法や、マネタイズ設計などを学びます。
記事分析
上位表示されている記事ではどのような関連キーワードを設定しているのか、記事の組み立て方、想定読者などを分析します。
検索上位に挙がる記事は、読者のニーズを満たしている記事です。
そういった記事から、需要を探りましょう。
具体的に分析に使うおすすめツールとその使い方について具体的に解説していきます。
競合サイトの分析ツール3選
競合サイトそのものを分析するときにおすすめのツールです。
Similarweb
googleアナリティクスのような分析を競合サイトでできます。
具体的には、PV数、アクセス元の解析、どういったキーワードでアクセスを集めているか、などが分かります。
Ghostery
Ghosteryは、サイトに埋め込まれている埋め込みタグなどを読み込むことで、こんなサービスが利用されているということを表示してくれます。
たとえばどの解析ツールを使っているのかとか、どのような広告を出稿しているのか、といったものを特定することが可能です。
有名サイトが使っているツールはマネしましょう。
Wayback Machine
そのサイトの過去にさかのぼってどんなサイトだったかを見ることができます。
競合の順位が上がったタイミングの過去ページを見ることで、増えた、または減らしたコンテンツ内容の調査が行えます。
どのような変更をしてきたかを知ることで、人気サイトになった秘密を解き明かすことができますね。
競合記事の分析ツール3選
競合記事を分析するときにおすすめのツールです。
見出し(hタグ)抽出
今回紹介するツールの中で一番の神ツールだと思います。
キーワードを入力すると、検索結果の上位サイトのタイトル、見出し、文字数を抽出してくれるツールです。
見出しを抽出してくれるのは、競合分析として神がかっています。
タイトルや見出しには、キーワードが入っているので、キーワード選定の時にも重宝するツールですね。
Moz bar
競合ページのPA(Page Authority):ページの強さと、DA(Domain Authority):ドメインの強さを調べることができます。
PAについては、トップブロガーのマナブさんがこういったツイートで解説されていました。
DAが高いサイト=ドメインパワーが強いサイトです。
それだけで上位表示される手強いサイトなので、上位表示されているサイトが揃ってドメインパワーが高ければ、勝つのは厳しいかもしれません。
体感的にはDAが40以上のサイトは強すぎるので、流石にキーワードを変えたほうが良いかもしれません。
分析の原点ですね。
実際に狙っているキーワードで検索してみて上位表示されている記事を読んでみます。
記事の組み立て方や、内部リンクの貼り方、想定読者や、狙っているキーワードなど、全てを分析できます。
いろんなツールを使っていますが、最後はここに行き着きます。
分析結果を自分のブログに活かす方法
競合分析をしただけでは意味がありません。
得られた結果を、自分のブログに活かす方法について解説していきます。
実際にぼくがやっているのは、以下の3つ。
- 記事の書き方
- キーワード選定
- ペルソナ設定
記事の書き方
特にブログ初心者はいきなり記事を書き始めても、良質なコンテンツは作れません。
ブログには明確な書き方のルールが存在します。
ルールを知らずに勝負しても、それは自殺行為なのでやめましょう。
自分が書きたいジャンルの記事を10記事ほど読んでみれば、だいたいの記事の構成が見えてくるはず。
それをテンプレート化したら、あとはそのテンプレ通りに記事を書いていくだけですね。
キーワード選定
記事を書くときには必ずキーワードが必要です。
キーワードはその記事のテーマであり、軸となるものです。
キーワードを決めていない記事は、何を書いているのか伝わらないので、説得力に欠けます。
具体的なキーワード選定の方法についてはこちらの記事で解説しています。
すみません。こちらの記事はただ今執筆中ですので、しばらくお待ち下さい。
今回紹介したツールでは、見出し(hタグ)抽出ツールが神がかっていて、検索上位のタイトルと見出しを、一括で抽出してくれるので、どのようなキーワードで書けば上位表示されるのかを調べることができます。
ペルソナ設定
記事は誰のために書くものかというと、読者のために書くものです。
どんな読者に読んでもらいたい記事なのか。この記事の情報を求める読者はどんな人なのか。
ここを決めていない記事もまた、読まれない記事です。
ここで、「できるだけ多くの人に読まれる記事を書いた方が良いんじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし基本的には、大勢の人に向けた浅い記事よりも、特定の人に向けた深い記事の方が読まれやすい傾向にあります。
それは、
- 「誰にでも当てはまることしか言わない占い師」
- 「なんでそんなことまで分かるの?ということを言い当てる占い師」
だったら、どっちの占い師が説得力がありますか?って話。
慣れてくれば、キーワード選定の時に、ペルソナ設定も同時にできるようになります。
初心者の場合は難しいと思いますので、実際に上位表示されている記事を読んでみてください。
どんな読者を想定しているかは、冒頭部分で書かれていることが多いです。
ちなみにこの記事なら、冒頭部分の、
ブログで記事を書き始めたけどなかなか順位が上がらない。
競合サイトの分析をして、しっかり上位表示されるようSEO対策がしたい。
そのための具体的な方法が知りたいです。
これが想定読者です。
冒頭部分ではっきり言ってしまうことで、「この記事を読んだら私の悩みは解決できそうだから読んでみよう」と興味引くことができます。
まとめ:手段であって方法ではない
競合分析の結果、「自分には勝てないから」といって、記事を書かなければ一生成果はでません。
勝てるかどうか悩んで書かないくらいなら、負けてもいいから書くほうが成長には繋がります。
また、競合サイトを分析することは、アクセスアップのための手段であり、方法ではありません。
アクセスを上げる方法は、結局のところ、読者のニーズに答える記事をひたすら書くことです。
競合分析は、道に迷った時に使う地図のようなもの。
進むかどうかを決めるのは、あなた次第ということです。