SEOでユーザーの検索意図が重要って聞いたけどそうなの?
どうやって調べたらいいのか、ブログにはどのように活かせばいいのかも併せて教えてほしい
このような疑問にお答えします。
本記事の信頼性
SEO関連の書籍30冊以上、数々の有料コンテンツや動画などありとあらゆるSEO関連の情報を調べ、そして実際にアクセスの集まっているブログを分析した結果、SEOの本質が見えてきました。
SEOにおいてユーザーの検索意図を理解しておくことは最も重要です。
検索意図を理解したライティングができていると、アクセスUPだけでなく、収益UPも期待できるため、ブログにおいてはめちゃくちゃ重要です。
検索意図とは?という基本的なところから、具体的なブログへの活かし方まで徹底的に解説していきます。
SEOにおける検索意図とは?
SEOにおける検索意図の重要性
検索意図とは、ユーザーがキーワードを用いて検索をしたときに、どのような意図を持って検索したのか?ということです。
冒頭でも述べましたが、SEOにおいて検索意図はとても重要です。
あなたのブログへ検索からの流入する人は何かしらのニーズを持っていて、そのニーズを満たしてくれる記事を、読者は無意識のうちに探しているからです。
それは、googleが求めることでもあります。
googleもユーザーのニーズを重要視している
googleが公開している「「Google が掲げる 10 の事実」の中に以下のような既述があります。
10. 「すばらしい」では足りない
たとえユーザーが自分の探すものを正確に把握していなくても、ウェブで答えを探すこと自体はユーザーの問題ではなく Google の問題です。Google は、全世界のユーザーがまだ具体的にイメージしていないニーズを予測し、新たなスタンダードとなるサービスを作り出しています。(一部抜粋)
Google が掲げる 10 の事実
googleはユーザーがもっとも使いやすい検索ツールであることを目指しここまでの大企業へと成長しました。
そのgoogleが掲げる理念は「ユーザーファーストであること」
ユーザーのニーズを把握し、さらにはユーザーが把握していないニーズも予測しサービスを提供することを目指しています。
これはブログでも同じで、あなたの記事を読む読者(=ユーザー)は
- どんな意図を持って読んでいるのか。
- どのような情報がほしいのか。
これを分析し、そのニーズを満たすようなコンテンツこそユーザーファーストであり、googleの求めるコンテンツでもあります。
検索意図には顕在ニーズと潜在ニーズがある
検索意図には以下の2種類があります。
- 顕在ニーズ
- 潜在ニーズ
顕在ニーズとは?
➝読者が求めているもの。読者自身も理解してることなので、基本的にそのニーズから検索することが多いです。
例:キーワード[ブログ 書き方]で検索する場合の顕在ニーズ
➝ ブログの書き方が知りたい。
潜在ニーズとは?
読者が真に求めているもの。読者自身に自覚はなくわかりにくいです。
例:キーワード[ブログ 書き方]で検索する場合の潜在ニーズ
➝ ブログのアクセスアップの方法、収益化の方法が知りたい。
顕在ニーズは予想しやすいと思いますが潜在ニーズは少し難しいと思います。
考え方のコツとしては、顕在ニーズを満たした読者が「次にどう行動するか」を考えます。
次の行動が分かれば、その行動をとる理由は潜在ニーズを満たしたいからなので、潜在ニーズを逆算することができます。
顕在ニーズと潜在ニーズの両方を満たせる記事が書ければ、アクセス数はグッと増えますよ。
検索意図の調べ方【3つ紹介】
ブログを書くにあたって検索意図を調べる重要性は理解してもらえたと思います。
実際にぼくのブログでも、以下の方法を使って検索意図を考えるのに、毎回30分以上はかけています。
それくらいしっかり考えたほうが、アクセスも集まりやすいし、そのあとの記事を書くときもスラスラ書けるようになります。
検索意図を考えるときの具体的な方法として、以下のようなものが挙げられます。
- キーワードを実際に検索してみる
- サジェストキーワードから予想する
- Q&Aサイトから予想する
検索意図の調べ方1.キーワードを実際に検索してみる
googleで実際にキーワードを入力して検索してみましょう。
このとき、上位10サイトぐらいを実際に読んでみるといいですね。
というのも上位10サイトに入るサイトなら、その記事は必ず検索意図を満たしているからです。
実際に読んでみると、その記事のなかで明記されていることもあるし、書いてはいないけど予測できることもあります。
具体的には、
- その記事の想定読者はどんな人か
- 顕在ニーズは?
- 潜在ニーズは?
この3つを考えていきます。
ちなみにこの記事では、
想定読者
ブログ初心者〜中級者
顕在ニーズ
検索意図について知りたい。
潜在ニーズ
検索意図の調べ方を知りたい。
ブログへの活かし方を知りたい。
このようになります。
検索意図の調べ方2.サジェストキーワードから予想する
ラッコキーワードというサイトが便利です。
詳しくはこちらの記事でも解説しています。
このサイトにある、「サジェストキーワード」から読者のニーズが想像できます。
同じく[ブログ 書き方]で検索した場合、このような関連したキーワードがたくさん表示されます。
特にこの赤線で囲んだ部分が重要で、関連キーワードの中でも、特によく検索されるキーワードをここに表示してくれているので、今回の例では、
- ブログを書く時のテンプレートや例文が知りたい。
- ワードプレスを使った書き方が知りたい。
- ブログを書くのに参考になる本が知りたい。
このような検索意図が予想できますね。
さらに、それぞれのキーワードをクリックすれば、そのキーワードでの検索結果が表示されるので、それぞれのキーワードについて、また①の方法でニーズを深堀りしていくこともできます。
検索意図の調べ方3.Q&Aサイトから予想する
おなじくラッコキーワードではQ&Aを見るという欄があるので、キーワードはそのままでここをクリックします。
すると、「Yahoo知恵袋」と「教えて!goo」で質問されている内容が表示されます。
ここで質問されているのはそのままユーザーが抱える疑問でもあるので、まずはここを見てみると読者が抱える悩みが分かりやすいかなと思います。
検索意図からブログ記事を書く方法
主に以下の3つの手順で記事を書いていくだけですね。
- キーワードの選定
- 顕在ニーズと潜在ニーズを調査する
- 記事の見出しを書く
一つずつ解説していきます。
1.キーワードの選定
どんなキーワードで記事を書くかというのも大事です。
キーワードには検索ボリュームというものがあり、よく検索されるキーワードもあれば、あまり検索されないキーワードもあります。
検索数が多いキーワードはそれだけ競合も多く、検索数の少ないキーワードはそもそも検索されないため、アクセス数が期待できません。
適切な検索ボリュームのキーワードを選んで記事を書くようにしましょう。
ちなみにキーワードを選ばないで記事を書く方法はおすすめしません。
記事のテーマがブレてしまうのと、後々リライトがしづらくなるからです。
ここでしっかりキーワードを選んでおくと後がラクなので、時間をかけてでもやるべきですね。
2.顕在ニーズと潜在ニーズを調査する
調査のやり方は前述したとおりです。
1で選定したキーワードに対して、顕在ニーズと潜在ニーズをしっかり洗い出してください。
3.記事の見出しを書く
例を挙げてみます。
- キーワード:ブログ 書き方
- 顕在ニーズ:ブログの書き方を知りたい
- 潜在ニーズ:ブログのテンプレートや例文、おすすめの本を知りたい
この場合、記事の見出しは以下のようになります。
記事の見出し
- 見出し1:ブログの書き方【テンプレートを紹介】
- 見出し2:ブログの例文を使って書き方を解説
- 見出し3:ブログの書き方についておすすめの本を紹介
あとは、この見出し通りに記事を書いていくだけですね。
さらに、ブログの書き方について勉強したあとには、ワードプレスでのブログの書き方や、ブログを使った稼ぎ方なども知りたいと思うだろうなーと先周りします。
同じ記事で解説してもいいですが、記事が長くなりそうなら、別の記事として書いて内部リンクでそちらへ流すようにするといいですね。
ちなみに内部リンクを貼るのは、サイトの離脱率を下げるためにも有効な手段です。
ニーズを満たしてそのサイトから離れようとするユーザーを、さらに読みたいと思わせる別の記事へ誘導できれば、より長い時間サイトを閲覧してくれます。
サイト離脱率の低下や閲覧時間の増加は、良質なコンテンツだと判断してもらえるので、SEO的にもプラスに働きます!
無理に誘導するのではなく、あくまでも自然に。
まとめ:SEOにおいて検索意図は重要です
googleが言うように、ユーザーが中心です。
書きたいことを書きたい気持ちは分かりますが、それはただの自己満足なので、ブログで収益を上げたいならまずはユーザー目線になって分析することは重要です。
本記事で検索意図の重要性が理解できたら、さっそく
キーワード選定 ➝ 検索意図を調べる ➝ 記事を書く
の順で、まずは1記事書いてみましょう!