PREP法とは、
- 結論(Point)
- 理由(Reason)
- 具体例(Example)
- 結論(Point)
上記の4つから構成される、何かを主張したいとき、必ずと言っていいほど使われるテンプレートです。
特にブログ記事を書く場合にはおすすめの手法でして、PREP法を使うことで、要点を「シンプル」かつ「分かりやすく」伝えることができます。
PREP法がブログ記事におすすめの理由【メリット3つ】
PREP法がブログ記事でおすすめなのは、以下のようなメリットがあるからです。
PREP法のメリット
- 読者の時間をムダにしない
- 記憶に残りやすい
- RとEで主張の信頼度が上がる
ひとつずつ解説していきます。
理由1:読者の時間をムダにしないから
PREP法の特徴は、「結論を最初に述べること」です。
そうすることで、この記事の情報が、自分の欲しいものかどうかを判断することができます。
もし結論が冒頭になくて、最後まで読んでから「自分に関係ない情報」だと分かったとしたら、サイアク。
読者に「時間を無駄にした」と思われると、もうあなたのブログは読まれなくなってしまいます。
それに比べて最初に結論があると、読者に関係ない情報だったとしても、読者は記事を読まずに離脱するだけ。
読者の時間を奪うことなく、情報の取捨選択ができるため、読者からしてもありがたい記事構成だということです。
最後にオチを持ってくる「起承転結のある文章」は、物語としてなら面白いけど、「情報を簡潔に分かりやすく伝える」ことには向いていません。
理由2:記憶に残りやすいから
記事の「最初」と「最後」は最も記憶に残りやすい部分だと言われています。
これは、心理学の分野では常識的なことで、
- 初頭効果:「第一印象が大切」
- 親近効果「去り際が大切」
と言われています。
例えば、発表会なんかも、トップバッターやトリを務める人が、一番印象に残りやすくなりますよね。
つまり、最初と最後に、最も伝えたい結論を持ってくるPREP法は、主張を相手に覚えてもらいやすくなる効果があります。
理由3:RとEで主張の信頼度が上がるから
結論の信用を高める働きをしているのが、間にある「Reason(理由)」と「Example(具体例)」です。
人間は、自分が知らない情報を、すぐには受け入れられません。
なぜなら、理由と具体例を求めるからです。
例えば、PREP法で何かを主張された側に立って考えてみましょう。
男もメイクはやるべき
「なんで?」←理由を求めている
メンズメイクの需要は伸びていて、ファッションの一部として取り入れられているからね
「本当かな〜?」←納得したけど疑っている
実際、僕の周りの友達もみんなメイクしているし、僕も最近はメイクするようになったよ!
「男がメイクするのは変じゃないんだ!」←具体例によって主張を受け入れ信用した
といったように、主張を納得して信用してもらうことに、理由と具体例は効果を発揮します。
PREP法の書き方【具体例で解説】
「副業するならブログがいい」という主張をPREP法でやってみます。
Point(結論)
副業するなら、ブログを始めるべき。
Reason(理由)
ブログは資産になるため、稼げるブログができれば、半永久的に稼ぎ続けてくれる。
Example(具体例)
実際に、わたしは最近ブログ記事を投稿していませんが、それでもブログから毎月100万円ほど収入を得ています。
Point(結論)
ブログを今すぐ始めましょう。
たったこれだけの文章で、「じゃあブログをはじめてみようかな?」と思わせることができます。
PREP法を使わなかった場合
副業におすすめなものとは何でしょうか?
それをやれば、自動的にお金を稼ぎ続ける仕組みができます。
私もそれを始めたことによって、毎月100万円ほど稼いでいます。
それとは何でしょうか?
...それは「ブログ」です。
さあ、今すぐブログを始めよう!
こういった文章になります。
この文章では、「ブログ」という言葉を使わずに、最後に明かしました。
もちろん、こっちの文章の方が、ブログを書くという行動に繋がりやすい人もいます。
ただ比較したいのは、そこではなく、
PREP法の目的は、「主張を分かりやすく相手に伝えること」です。
この文章の場合は、最後に「それ」=「ブログ」だと知るので、
途中の「それ」に「ブログ」を当てはめながらもう1度読み直して、理解する必要があります。
結論を最初に伝えてしまうことで、読者は、
「副業するならブログ」という主張について語っているんだ
と分かっているので、安心して読み進めることができます。
このように、「相手に伝える」という点において、PREP法は優れたテンプレートだと言えます。
まとめ
このように、PREP法はシンプルかつ分かりやすく相手に伝えたい主張がある時に有効な手段です。
ぜひあなたのブログで活用してみてください。
PREP法
- 結論(Point)
- 理由(Reason)
- 具体例(Example)
- 結論(Point)
結論を先に言うことで、「シンプル」かつ「分かりやすく」相手に伝えることができる。
結論を述べたら、「理由」と「具体例」もセットで!
おまけ...
ちなみに、この記事でもPREP法が使われていました。
Point(結論)
導入文:ブログを書くならPREP法がおすすめ。
Reason(理由)
見出し1:PREP法がブログ記事でおすすめの理由
Example(具体例)
見出し2:PREP法の書き方【具体例で解説】
Point(結論)
まとめ:ぜひあなたのブログで活用してみてください。
気付いた方は、PREPマスター。
存分にご自身のコンテンツで、PREP法を書きまくりましょう!