ブログでは、キーワードを決めて記事を書くのが重要だと聞きました。
でもどうやって、キーワードを選んだら良いか分かりません。
こういった悩みに答えていきます。
ブログ初心者の悩みは、だいたい以下の2つ。
- アクセス数が伸びない
- ブログの書き方が分からない
これ、どっちもキーワード選定が上手にできていないだけなんです。
結論、キーワード選定のやり方をマスターすれば、その悩みは解決できます。
この記事を最後まで読めば、アクセス数の伸びる記事をスラスラ書けるようになりますよ。
ブログでキーワードを選ぶ前に
キーワード選定が重要な理由
キーワード設定がどれだけ大事か。
その理由は以下の3つです。
- キーワード選定が重要な理由①:記事が検索されない
- キーワード選定が重要な理由②:記事が読みにくい
- キーワード選定が重要な理由③:記事を書きにくい
キーワード選定が重要な理由①記事が検索されない
あなたの記事を見つけてもらうためには、検索から見つけてもらう方法が一般的です。
検索から見つけてもらうということは、「検索をする人が入力したキーワード」によって、あなたの記事を引っ掛けてもらわないとダメですよね。
キーワードをうまく設定している記事だと、ここで引っ掛けてもらえます。
でもキーワードを設定していないと引っかからないので、どんなに良い内容の記事を書いても、誰も読んでくれません。
キーワード選定が重要な理由②記事が読みにくい
キーワードのない記事がなぜ読みにくくなるのか?
それは、キーワードが記事の柱だからです。
つまりキーワードのないブログ記事というのは、柱のない家であり、背骨のない人間であり、茎のない植物です。(は?)
記事として一見カタチになっていたとしても、いまいち内容の伝わらない記事になっているはずです。
キーワード選定が重要な理由③記事を書きにくい
キーワードは記事を書く上でも、重要な役割をもっています。
それは記事を書くときの道すじとして働いてくれることです。
記事を書く時には、読者のニーズに答える内容でなければ読まれません。
読者が求めるのは、「読者が欲しい情報」であって、「著者の主張」ではありません。(著者が有名人なら別ですが...)
読者のニーズを考えるには、よく検索されているキーワードを調べること。
そうすると、
よく検索されているキーワード = 読者が必要としている情報のヒント
ということになります。
「よく検索されているキーワードの調べ方」については後で解説します。
結論、よく検索されているキーワードを洗い出せば、あとは読者のニーズを考えて、読者のニーズを満たす記事を書いていくだけですね。
これで、記事を書くのがとってもラクになります。
ブログでキーワード選定に必須なツール3選
キーワード選定をするときには、以下のツールが必須です。
ほとんどのブロガーが愛用しており、キーワード選定における3種の神器といっても過言ではないくらい優秀なツールです。
この3つのツールを使いながら、具体的にキーワード選定の方法について解説していきます。
( ... 別タブで開いて準備しておくとスムーズですよー )
ブログでキーワード選定をする方法【3ステップで解説】
キーワード選定をする方法は、以下のとおり。
- キーワード選定ステップ①:キーワードを決める
- キーワード選定ステップ②:関連キーワードを抽出
- キーワード選定ステップ③:検索ボリュームを調べる
キーワード選定ステップ①:キーワードを決める
最初からすみませんが、ここが一番むずかしいステップです。
自分がどんな記事を書いていきたいか、決まっているなら話は早いですが...
例えば当ブログでいえば、「ブログ」「SEO」「プログラミング」など。
こんな感じでザックリと書きたいジャンルのワードを挙げてみるくらいで大丈夫です。
ちなみにこのやり方はジャンル先行の考え方。
書きたい記事からキーワードを決めます。
一方で、キーワード先行の考え方では、稼げるキーワードを先に決めます。
書きたいかどうかは関係ありません。
例えば、「美容系」や「投資系」などのジャンル。
このやり方はうまいことハマれば稼げます。
稼げますが、たぶん楽しくないと思います。
自分が得意のジャンルや、書きたいことをテーマに、ブログを運営していく方が、楽しくて継続もしやすいのでおすすめです。
キーワード選定ステップ②:関連キーワードを抽出
使用するツール
キーワードが決まれば、次はツールを使って「関連キーワード」を抽出していきます。
関連キーワードとは、あるキーワードとセットで検索されるキーワードのこと。
例えば、「ブログ」というジャンルを狙うなら、
[ブログ 書き方] [ブログ アフィリエイト] [ブログ 収益化]
などが、関連キーワードです。
関連キーワードはできるだけたくさん集めた方が良いです。
その理由は、
「ブログ」というキーワードでアクセスを集めるには、「ブログ」というキーワードで、できるだけたくさん記事を書くのが効果的だからです。
1〜2記事程度の記事数では少なすぎて、見つけられにくく、上位表示が難しいです...
「ブログ」というキーワードで上位表示させたければ、関連キーワードを使って記事を量産すると、そのうちのどれかが反応が良かったりします。
あとはその記事をリライトして、さらに順位を上げるようにしていけばいいだけですね。
たくさん書かないといけないのは、狙って上位表示させるのが難しく、どの記事が上位表示するかわからないからです。
ついでに副産物として、「ブログ」といえばあなたの記事!ってなるくらい良質なコンテンツを書き続ければ、サイトの権威性も上がって、SEO的にも評価が高くなります。
前置きが長くなりましたが、具体的なキーワードの抽出方法について解説していきます ↓
まずは、「ラッコキーワード」で、キーワードを入力します。
今回は例として、「ブログ」でやってみます。
「ブログ」に関連するキーワードが表示されていますね。
次は、右上にある「全キーワードコピー(重複除去)」というところをクリック。
これで、表示されているキーワードが、クリップボードにコピーされましたので、そのまま次のステップへ進みます。
ちなみに、「Ubersuggest」でも、同じように関連キーワードが抽出できます。
ラッコキーワードだけでは取得しきれていないキーワードを探すために使います。
とはいえ、ラッコキーワードだけでも十分な量が得られるので、使わなくてもOK。
キーワード選定ステップ③:検索ボリュームを調べる
使用するツール
検索ボリュームは、どのキーワードで記事を書くのかを判断するための基準になります。
検索ボリュームとは、「月にどれくらいそのキーワードで検索されているか」を表します。
記事のアクセス数を増やしたいなら、ここを押さえておかなければいけません。
検索されていないキーワードで記事を書いたとしても、そもそも検索される回数が少ないので、アクセス数は集まりません。
逆に検索ボリュームの多いキーワードで記事を書けば、それだけたくさんの人に記事を見てもられる可能性が上がりますよね。
それでは、具体的な検索ボリュームの調べ方について解説します。
「Googleキーワードプランナー」で、上の画像のように、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」というところをクリックして...
上の画像のように、先程コピーしたキーワードを貼り付けて、「開始」をクリック。
そうすると以下のように、結果が表示されます。
あとは、上の画像のように、「過去の指標」というタブをクリックして、右上のダウンロードアイコンから、過去の指標という方をcsvファイルまたは、スプレッドシートでダウンロードができます。
今回は、スプレッドシートでダウンロードしました。
それを、チョコチョコっとイジって、
このようにまとめました。
あとは、この取得したキーワードを、さらに意味が近いものをまとめるなどして、整理していきます。
整理する作業は、死ぬほどつらいですが、ここを乗り越えれば、あとはスラスラ記事が書けるようになるので、頑張ってください!
ちなみに、検索ボリュームは、「100〜1000」などのように、あいまいな範囲で表示されています。
もし詳細な数字が知りたい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
200円ほど課金することで、見られるようになります。
キーワードを選んだ次のステップ
キーワードの整理ができたら、あとはそのキーワードひとつずつについて記事を書いていくだけです。
その後の流れとしては、以下のとおり。
- 次のステップ①:記事を書く
- 次のステップ②:検索順位を確認する
- 次のステップ③:リライトする
一つずつ解説していきます。
次のステップ①:記事を書く
記事の書き方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
次のステップ②:検索順位を確認する
記事を書きっぱなしでは意味がないので、検索順位を確認しましょう。
検索順位を確認するのは、以下のツールがおすすめ。
- Search Console(無料ツール)
- Rank Tracker(有料ツール)
初心者のうちは、Search Consoleでも問題ないかと。
ただし、記事数が増えてくると全部を管理するのは大変なので、Rank Trackerというツールがおすすめです。
キーワードを登録しておけば、そのキーワードで狙った記事が何位に表示されているのかを、一覧で表示してくれるツールです。
さらにキーワードをグループ化して管理したり、競合サイトの検索順位も調べられます。
検索順位を常に管理していると、どの記事が順位が高いかひと目でわかるので、あとはその記事についてリライトを加えて、また検索順位をチェックするようにすれば、徐々に順位は上がっていきますよ。
Search Consoleでいちいち順位をチェックするのは結構面倒なので、ある程度記事数が溜まってきたら、Rank Trackerに切り替えて、分析はサクッとすませて、記事作成やリライトに力を入れましょう!
次のステップ③:リライトする
記事を書いてから、検索順位が安定するまで1ヶ月ほどかかると言われています。
なので、記事を投稿してから1ヶ月たった記事から、上記のツールを使って検索順位を確認しましょう。
そこで、リライト(記事の修正)を加えていくのですが、リライトをする記事の選び方は、検索順位が50位以内の記事について行うべきです。
検索順位が悪い記事をリライトした方が良いんじゃないの?
そう思われるかもしれませんが、これは逆で、検索順位を上げるためには、反応の良かった記事をさらに良くするほうが、効率が良いんです。
検索順位が悪い記事は、そもそものキーワードが良くなかったか、記事の書き方が良くないか。
そういった記事に関しては、リライトよりも書き直した方が上位表示させやすいです。
50位以内の記事には上位表示できるポテンシャルがあるので、そういった記事を先に伸ばしていきましょう。
まとめ:上位表示させるにはやり方がある
上位表示する記事を書くには、ちゃんとしたやり方があります。
適当に書きたいことだけを書くブログは、趣味の範囲なら何も問題はありません。
だけど、ブログから収益を上げたいのであれば、「分析」も「戦略」も「手法」も必要です。
今回、解説したキーワード選定もその一つ。
整理するまでは大変ですが、ここまでできればあとは記事を書くだけ。
選定したキーワードを使って、渾身の記事を書いていきましょう!