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【多動力】これからの時代1つのことを極めるのは古いです

【多動力】これからの時代1つのことを極めるのは古いです

本記事は、書籍「多動力」の書評になります。

今や生活に関するほとんど全てのものが、インターネットにつながるようになりました。

かつては産業ごとに完全に分断されていた市場から縦割りがなくなり、「水平分業型モデル」へと変化しています。

例えば、テレビ局はリモコンからも分かるように、限られたチャンネルの中で他局と競いあってきました。

しかしテレビはスマホでも見れる時代です。

そうするとテレビの競合は、もはやスマホでできるすべてのこと

SNSが、スマホゲームが、知り合いからのLINEが競合となるわけです。

これからの時代は一つのことを深く学んでいても勝てない時代になっています。それよりも、「多くの分野においてそこそこの実力をかけ合わせている人材のほうが強い」というように本書では語られています。

「多動力」の内容

堀江貴文(著), 幻冬舎

「多動力」それはいくつもの異なることを同時にこなす力

「ひとつの仕事を定年まで全うするのが正しい」という幻想に囚われている人が大勢いるけど、これではその人の価値は上がることなく、その他大勢に埋もれしまうと語っています。

それじゃあどうすれば、大勢に埋もれることなく自分の価値を高めていけるのか?

一つのことに1万時間取り組めば「100人に1人」の人材になれる

そこでまた別の分野に1万時間取り組めば「100人に1人」×「100人に1人」=「1万人に1人」の人材になれる

それでは飽き足らず、さらに全く別の分野に取り組めば、「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」=「100万人に1人」になれる

このように3足のワラジを履くと、1つの分野では100人に1人の人材でも、それをかけ合わせることで、100万人に1人の人材になることができるという風に書かれています。

さらにさらに他分野も掛け合わせると...言うまでもありません。

どれだけ「多動力」が重要であるかを語った上で、本書ではさらにこれだけおおくの仕事をする上で堀江さんが実践しているテクニックも紹介されています。

  • 「自分でやらないこと」を決める
  • 自分にしかできない仕事以外は、他人に思いっきり任せる
  • 仕事はすべて100点を取らなくてはいけないという自己満足を捨てる
  • 目指すべきは、完璧ではなく完了
  • 準備をしている時間は無駄

詳しくは本書を読んでいただきたいのですが、

  • 自分にしかできない仕事は自分でやる。
  • でも誰にでもできる仕事は他人にお願いする。

という一見冷たく見えますが、とても合理的な仕事をしています。

こうすることで、だれでも平等に24時間しかない時間を最大化しているわけですね。

そして完璧を目指して一つのことをダラダラ考えてなかなか実行できないのでは意味がない。それよりも、目の前の仕事をサクサク終わらせて次に行く。そして前の仕事には戻らない。「完了主義者」こそ大量のプロジェクトを動かすことができるというふうにも語っていました。

とりあえず始めてみて後から修正していけばいいということですね。

確かに会社でも無駄に長い会議を何回も重ねて、結局なかなか実行に移されないタスクは山のようにありますよね。私も経験あります。

でも堀江さんは失敗してもいいから、まずは実行してみて、途中で修正しながら完了に向かっていくといった考え方です。

そして、多動力を身につけるには、1つのことにとことんハマり、80点が取れれば飽きてしまっていいと語っています。

80点まではうさぎの速さで駆け抜けられても、100点までは亀の歩み。80点以降の成長スピードには時間がかかりすぎます。

冒頭でも触れたように、一つのことを極めようとすると時間も労力もかかります。それよりも、一度深くハマりあっさり次へと移る。そうやって80点をいくつも持っている人が強いというのが本書の内容です。

「多動力」を読んだ感想

堀江貴文さんは、実業家×コンサルタント×プログラマー×作家×コメンテーター×クイズタレント×エンターテインメント・プロデューサー×ロケット開発者×飲食プロディーサー×漫画事業×オンラインサロン主催者×アプリプロデューサー×予防医療普及協会×Jリーグアドバイザー×大阪万博特別顧問×映画プロデューサー×服役経験者×....

と、まさに多動な人生を歩んでいます。

本書では、どうしてこのように様々な事業を手掛けているのか、はたまたどのようにしてこれだけの事業を手掛けてこれたのか。

その秘密が明らかにされています。

一つのことを最後まで諦めずにやり遂げる

このようなことを美学として周りの人は押し付けてきます。

でもそこにはなんの根拠もなく、そういうものだと言うだけ。

そもそも、日本の学校教育が平均的な人間を生み出す工場だと表現されていましたが、まさにそのとおりですべての科目でバランス良く点数を取ることが求められます。

でも何かで成功する実業家、研究者、社長、芸能人などは、総じて何かに偏った人ばかり。

学校の教えに反抗的な人ばかりが成功を収めているなか、学校はいまだにバランス良く勉強するよう教育しています。

いろんなことに興味は持つべきです。そこで面白い、ワクワクすると感じたのなら全力で取り組むべき。

だけど80点まで極めたなら、また別にことに興味を持って...という風に好きなことだけを勉強する。

そんな教育があってもいいんじゃないかと思います。

「多動力」はこんな人におすすめです

  • 人生を変えたいけど何からやればいいか分からない人
  • 一つのことだけを最後までやる方がいいと思っている人
  • 頑張っているのに全然結果が出ない人

堀江貴文(著), 幻冬舎

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