ブログ記事のタイトルをつけるとき、いつも悩んでしまいます。
どのようにタイトルをつければ良いのか、SEOにおいて最適なタイトルの付け方もあわせて教えて欲しいです。
このような悩みに答えます。
ブログを書いていると、記事の文章や画像、見出しなど、いろんなところに気を配る必要があり、タイトルは適当に決めてしまっていませんか?
実は、ブログ記事のタイトルは、記事本文と同じくらい重要な要素です。
ここが適当だと、SEOで順位を落としたり、誰も読んでくれない記事になってしまう可能性がありますよ。
ブログ記事のタイトルの付け方が重要な3つの理由
タイトルなんて何でもいいじゃん。
と適当につけてしまうと、損します。
記事のタイトルには、次の3つの重要な役割があります。
- SEO対策にため
- クリックされるため
- 離脱されないため
SEO対策のため
記事のタイトルは、Googleが検索順位を決めるための判断材料のひとつです。
「検索されたキーワードがタイトルに入っているか」
「タイトルと記事の内容は一致しているか」
という点を重要視していますので、記事のタイトルの付け方が適当だと、内容が良くても「検索順位があがらない」ということもありえます。
クリックされるため
また、クリックされやすいタイトル、されにくいタイトルは明確に存在していて、意識していないけど、「クリックされやすいタイトルの記事」を無意識にクリックしているはず。
検索結果からどの記事を読もうか悩んでいる読者にとって、判断材料はタイトルとメタディスクリプションのみ。
この2つで記事を読みたいと思わせられると、記事が読まれる可能性は飛躍的に高まります。
離脱されないため
そして、クリックして記事にアクセスしてくれた読者を離脱させないことも重要。
記事が読みやすい、記事の質が高くいなども大事だけど、記事のタイトルを見て、
「この記事なら自分の悩みや疑問を解消してくれそうだ」
と思ってアクセスしたのに、内容がぜんぜん違っていたらすぐ戻ってしまいます。
このようにブログタイトルは「たかがタイトル、されどタイトル」といって良いほど重要な構成要素です。
ブログ記事タイトルの付け方3パターン
ここからは、ブログ記事のタイトルの付け方について、
- SEO対策からみたブログ記事タイトルの付け方
- 読みたい!と思わせるタイトルの付け方
- 離脱させないブログ記事タイトルの付け方
についてそれぞれ解説していきます。
ちなみに、優先順位は、1>2>3の順。
前提条件として、SEO対策していないと上位表示されません。クリックされるかどうかは、まず多くの人の目に触れないと意味がないですよね。
上位表示された上で、競合サイトの中からクリックしたいと思わせるタイトルにします。
そしてクリックされても、すぐにブラウザバックされたのでは意味がないので、タイトルに見合ったコンテンツづくりも重要です。
ブログ記事タイトルの付け方①SEO対策からみたブログ記事タイトルの付け方
- 文字数は30文字前後
- 上位表示を狙っているキーワードを入れる
文字数を30文字に制限するのは、検索エンジンであなたの記事が表示されたときに、タイトルが全て表示されるわけではないからです。
文字数が多すぎると、以下のように、最後が「...」と表示され全て見ることができません。
一般的にはPC表示で32文字、スマホ表示で40文字と言われていますが、PCやブラウザの設定によってはこの通りではないので、30文字以内とザックリ覚えておきましょう。
30文字を超えたら絶対ダメというわけではなく、それを超えると表示されないので、伝えたいことは前半30文字以内にいれましょう!ということです。
キーワードを入れるのはそのキーワードで検索されたときに、「この記事はキーワードに関連した記事であること」をGoogleに正しく認識してもらうためです。
もちろん、記事の内容や見出しなどからも認識されますが、まずは多くの人の目に触れるタイトルが検索した人のニーズに合っているかどうかが重要。
例:キーワード「ブログ 書き方」
「ブログの書き方を3ステップで解説」
ブログ記事タイトルの付け方②読みたい!と思わせるタイトルの付け方
読みたい!と思うタイトルは自分の悩みや疑問を解決してくれそうと思うタイトルです。
例えば、「ブログ 書き方」で検索する人は、
- ブログの書き方が知りたい
- 簡単に書く方法を教えて欲しい
- ネットの知識がないので分かりやすく解説してくれる記事はないかな
こんな風に考えています。
読者はいちいちクリックして記事を読んで、自分の求める記事かどうかを判断しません。
なぜなら、めんどくさいから。
つまり、記事のタイトルで「この記事にはあなたの求める情報が書いてありますよー」と伝えてあげなければいけません。
例:キーワード「ブログ 書き方」
「【簡単】ブログの書き方をたった3ステップで解説」
※【簡単】とつけることで読者の目を引き、「たった3ステップ」で分かりやすく解説されていることを伝えています。
ブログ記事タイトルの付け方③離脱させないブログ記事タイトルの付け方
いくら上位表示させたり、クリックさせるようなタイトルにしたところで、記事の内容が伴っていないと読者は「騙された」と思いブラウザバックしてしまいます。
こうならないタイトルをつけるには、「タイトルは本文を書いたあとに考える」という方法が最適です。
先にタイトルをつけてしまうと、本文を書いているうちにタイトルから話がそれてしまったり、途中で内容が大きく変わってしまったりしないですか?
そうすると、タイトルと内容が一致しなくなってしまいますが、いきなりタイトルは決めずに、本文の内容から記事を決めると一致します。
やってはいけないブログタイトルの付け方2つ
ここまで、タイトルのつけ方について解説しましたが、逆に「やってはいけないタイトルの付け方」をしてしまっている記事をよく見かけるので、ついでに紹介しておきます。
結論は以下の2つ。
- 内容が分からないタイトル
- ハードルを上げてしまうタイトル
やってはいけないブログ記事タイトル①内容が分からないタイトル
タイトルから記事の内容が見えてこないと、クリック率は下がってしまいます。
読者は、サクッと調べて、簡単に悩みを解決したいと思っているので、できれば1つ目に読んだ記事で必要な情報が欲しいのです。
クリックして記事を開くことすらめんどくさいと思ってしまうのが「読者」です。
だから、タイトルには内容が書かれていないと、クリックされません。
やってはいけないブログ記事タイトル②ハードルを上げてしまうタイトル
そしてもう一つ、やってはいけないのが、ハードルを上げてしまうことです。
クリックされることが目的になってしまっている人に多いのですが、
例えば、【絶対】【必見】【必ず】など、このような文言は目を引くのでクリック率は上がるかもしれません。
しかし、内容が伴っていないと、タイトル詐欺だと思われるので、ブラウザバックされてしまいます。
需要なのは、読者のことを第一に考えた記事を作ること。
そして、読者の悩みを解決してあげること。
目的を見失ってはいけません。
ブログ記事のタイトルの付け方についてよくある質問
漢字カタカナひらがなの使い分けSEO的にどれが良いか
結論を言ってしまうと、SEO的には関係ないです。漢字カタカナひらがなが違っていても、近年のGoogleはちゃんと同じ意味だと判断して評価できるようになっています。
ここの使い分けはSEOというより、読者が読みやすかどうかで判断するといいです。
一般的に、漢字:カタカナ:ひらがなの比率は、「2:1:7」が読みやすい黄金比だと言われていて、同じ言葉で違った表現ができるのなら、この比率を意識して書き換えてみると、一気に読みやすくなりますよ。
タイトルを変更しても良いの?
頻繁なタイトルの変更はおすすめしません。
Googleから悪い評価をつけられる可能性があるからです。
頻繁にタイトルが変更されるとユーザーも混乱してしまいますからね。
どのくらいの頻度なら大丈夫という明確な基準はないですが、変更するなら、
- アクセス数が少ない
- クリック率が低い
- 離脱率が高い
など、問題があるときに見直すようにしましょう。
- アクセス数が少ない → SEOの問題?
- クリック率が低い → 興味を惹かないタイトル?
- 離脱率が高い → タイトルと内容が一致していない?
このような分析ができます。
セットで覚えておくと役に立つブログのノウハウ
ブログを書く上で最重要なのは、記事を書くことです。
どんなに良いタイトルを考えても、中身が薄いと誰も評価しませんよね。
まずは、最高の記事を書くことを目指すと良いですよ。